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エラーのロギング

実運用するウェブアプリケーションでは、しばしば、さまざまなイベントに対する洗練されたロギングが 必要になります。私たちのブログアプリケーションでも、使用中に生じるエラーをログに記録したいと思います。エラーはプログラム上の失敗であったり、ユーザーによるシステムの不正使用であったりします。これらのエラーをロギングすることは、ブログアプリケーションを改善することに役立つでしょう。

アプリケーション初期構成 を下記のように変更することによって、エラーのロギングを有効にします。

return array(
    'preload'=>array('log'),
 
    ......
 
    'components'=>array(
        'log'=>array(
            'class'=>'CLogRouter',
            'routes'=>array(
                array(
                    'class'=>'CFileLogRoute',
                    'levels'=>'error, warning',
                ),
            ),
        ),
        ......
    ),
);

上記の構成によって、エラーまたは警告が生じた場合に、詳細な情報が記録され、/wwwroot/blog/protected/runtime ディレクトリ下のファイルに保存されます。

log コンポーネントは、指定したリストのメールアドレスにログメッセージを送信したり、ログメッセージを JavaScript コンソールウィンドウに表示したりなど、さらに高度な機能を提供します。詳細については、 ガイド を参照して下さい。

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