すべてのジェネレータのフォームには Code Template
というフィールドがあり、コード生成に使用するテンプレートを選択できるようになっています。
デフォルトでは、Gii は default
という一つのテンプレートだけを提供しますが、あなたの要求を満たすように修正されたあなた自身のテンプレートを作成することも出来ます。
フォルダ @app\vendor\yiisoft\yii2-gii\generators
を開くと、ジェネレータのフォルダが 6 つあるのに気づくでしょう。
+ controller
- crud
+ default
+ extension
+ form
+ model
+ module
これらはジェネレータの名前です。
どれでもフォルダを開くと、その中に default
というフォルダがあります。
これがテンプレートの名前です。
フォルダ @app\vendor\yiisoft\yii2-gii\generators\crud\default
を他の場所、例えば、@app\myTemplates\crud\
にコピーします。
このフォルダを開いて、どれでもテンプレートをあなたの要求に合うように修正します。
例えば、views\_form.php
に errorSummary
を追加しましょう。
<?php
//...
<div class="<?= Inflector::camel2id(StringHelper::basename($generator->modelClass)) ?>-form">
<?= "<?php " ?>$form = ActiveForm::begin(); ?>
<?= "<?=" ?> $form->errorSummary($model) ?> <!-- これを追加 -->
//...
次に、Gii に私たちのテンプレートについて教える必要があります。 その設定は構成情報ファイルの中で行います。
// config/web.php for basic app
// ...
if (YII_ENV_DEV) {
$config['modules']['gii'] = [
'class' => 'yii\gii\Module',
'allowedIPs' => ['127.0.0.1', '::1', '192.168.0.*', '192.168.178.20'],
'generators' => [ // ここ
'crud' => [ // ジェネレータの名前
'class' => 'yii\gii\generators\crud\Generator', // ジェネレータ・クラス
'templates' => [ //setting for out templates
'myCrud' => '@app/myTemplates/crud/default', // テンプレート名 => テンプレートへのパス
]
]
],
];
}
CRUD ジェネレータを開くと、フォームの Code Template
のフィールドに、あなた自身のテンプレートが出現するようになっています。