login
ビューを書くのは簡単な事です。始めに、先ほど述べた login
アクション のURLを属性とする form
タグを書きます。その後 LoginForm
クラスで定義された属性の為のインプットフィールドを挿入します。
最後にユーザがクリックしてフォームの内容を送信する為の送信ボタンを
挿入します。これらは全て、単純なHTMLコードで成し遂げられます。
Yiiはビューの作成を手助けするいくつかのヘルパークラスを供給します。 例えば、テキスト入力フィールドを作成する為に、CHtml::textField() をコールする事が出来ます; ドロップダウンリストの作成の為には、 CHtml::dropDownList() をコールできます。
情報: 素のHTMLコードと比べて、同じような量のコードが必要なら、 ヘルパーを使う事に何の利益があるのかと不思議に思うかも知れません。 それに対する回答は、ヘルパーは、ただのHTMLコードよりも多くの機能を もたらすと言う事です。例えば下記のコードは、もしユーザが値を変更した時に、 送信をトリガーする事が可能なテキスト入力フィールドを生成します。
CHtml::textField($name,$value,array('submit'=>''));
このヘルパーが無ければ、ごちゃごちゃしたJavaScriptをあちこちへ 書く必要があるでしょう。
下記では CHtml をログインフォームの作成に使用しています。ここでは
$user
という変数が LoginForm
のインスタンスを表していると仮定します。
<div class="yiiForm"> echo CHtml::beginForm(); echo CHtml::errorSummary($user); <div class="simple"> echo CHtml::activeLabel($user,'username'); echo CHtml::activeTextField($user,'username'); </div> <div class="simple"> echo CHtml::activeLabel($user,'password'); echo CHtml::activePasswordField($user,'password'); </div> <div class="action"> echo CHtml::activeCheckBox($user,'rememberMe'); Remember me next time<br/> echo CHtml::submitButton('Login'); </div> echo CHtml::endForm(); </div><!-- yiiForm -->
上記のコードは、よりダイナミックなフォームを生成します。例えば、
CHtml::activeLabel() はモデルの属性で定められたものに結びついたラベル
を生成します。もし属性が入力エラーを持っていた場合、ラベルのCSSクラスは
error
に変更され、表示はラベルに適したCSSスタイルへ変更されるでしょう。
同様に、CHtml::activeTextField() は、定義されたモデルの属性の為の
テキスト入力フィールドを生成し、あらゆる入力エラー時に、
そのCSSクラスを変更します。
yiic
スクリプトで供給される、form.css
というCSSスタイルファイル
を使用した場合、それによって生成されるフォームは下記の様になるでしょう:
The login page
The login with error page
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